リンカーネーション！これからのミュウはどうなる？

初めましての方は初めまして。そうでない方は…また…お久しぶりです。えぇそれはもう(3ヶ月ぶり)

さて、某ウィルスさんのせいでWIXOSSどころが世界的に自粛が促されてる状態で、カードショップも自粛してしまい営業停止どころか、閉店まで追い込まれてしまう店舗もあり、友人知人と気軽に紙をしばける場所が無くなりつつあるのが残念で仕方ないです。私の地元のカードショップも閉店してしまいました。開店当初から遊戯王やWS等でお世話になり、WIXOSSが発売されてからは色々なカードを探して頂いたりで…。本当にありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。

湿っぽい話はここまで。今回は5/30にWIXOSSの新弾「リンカーネーション」が発売されましたね。幅広い種族の強化がされ、中にはオールスターにしか存在しないクラスも登場しました。そういうこともあってか、今作は限定を持つシグニ、アーツが存在しません。どのデッキにも組み込むことが出来るカードしかないので、各々面白そうなデッキが出来そうですよね！自分もいくつか作ってみたので、バトルしたデッキを紹介させて頂こうと思います。

　

まずはコチラ

はい、いつものミュウのデッキレシピですね。実を言うと前回のキーセレミュウのデッキとあまり変わっていません(ルリグデッキは全て変わってない)。バッドチョイス・ハピセレは自由枠ですね。バッドチョイスは私のデッキにも入っている《不可思議な誇張　コンテンポラ》の効果によってゴミカードになってしまいます。効果の内容は後ほど詳しく説明しますが、トラッシュにあるカードは、色とクラスが無色になるというもの。バッドチョイスの様な色指定があるアーツは使い物にならないですね。環境でこのカードをよく見るようになったら抜けていくと思います。ハピセレに関しても、今弾収録《羅祝石　ダイヤブライド》によりゴミクズ化しますので、こちらも環境によっては抜けていくと思われます。では残ったカードの採用理由を説明します

ルリグデッキ

《双獄の閻魔　ウリス&カーニバル》。効果説明は前回のをご確認して頂ければと思います。採用理由ですが、またここで先程出てきた《不可思議な誇張　コンテンポラ》が理由の一つになってきます。このカードのLBが「自身のデッキトップから3枚カードをトラッシュに送り、その後トラッシュから相手が選んだカードをライフに加える」と言うもの。

ライフが増える。単純明快で強いですね。とこちゃんもこれにはニッコリ。例えLBがなくてもライフがひとつ相手より多いというだけで、バトルを有利に働かせることができます。そんなカードをウリカニキーでは能動的に埋めることが出来る。コンテンポラ以外も、このデッキには有効LB(自分のライフを守ることが出来るLBの総称)が多く、このカードでその場の状況に応じてライフを増やすことが出来るのです。貼った際、トラッシュの黒のカードを手札に加えることも出来、起動効果で相手のシグニをバニッシュすることも出来るので、強い。ただこの一言に尽きます。コインも1枚のみなので、lv1から貼ることも可能。入れて損になることは無いでしょう。続いてはこのカード。

《ドーナ　CHEER》。出現時、自分のシグニ1体にバニッシュ耐性を付与する効果、エクシード4でシグニorルリグアタックフェイズをスキップさせる効果、このカードをルリグトラッシュに送ることでデッキから好きなシグニをサーチする効果

はい、先述したウリカニキーととても相性がいいです。ライフに入れたいシグニは場から退かされたくないので、このキーの効果でバニッシュから守ることができます。アラクネや後述するコンテンポラの効果はバニッシュ以外では場から退かない効果を持っているので、耐性を付与すれば、ほぼ確実にライフに加えることが出来るでしょう(何回コンテンポラ出てくるんだい？)

しかし、今弾収録されている《四炎楚歌》というカードの効果の一つに、「相手のルリグの下からカードを1枚ルリグトラッシュに送る」というものがあります。そう、エクシード4の効果が使えなくなってしまうのです。もしエクシード4を使用する前にカードを抜き取られてしまうと、ただの置物となってしまいます。そのカードの代用として

《開かれし鍵門　ウトゥルス》。このカードはエクシード4で、トラッシュから白か黒のシグニを3体場に出せるという効果を持ってきます。同じく3面防御となり一見何も変わらないと思われますが、出現時に自分のルリグトラッシュにあるキーをルリグの下に置くことが出来るのです。そうすると、ルリグの下にあるカード枚数はキーを含めて5枚(0,1,2,3,キー)、四炎楚歌でカードを抜かれてもエクシード4を使用することができます。しかし、このカードは色指定の蘇生効果。お分かりになっている読者の方もいらっしゃると思いますが、さっきから何度も何度も出演している《不可思議な誇張　コンテンポラ》、こいつの効果でトラッシュは色を失っています。他のメタカードとして、《コードＶＬ 御伽原江良》やランサー持ちのカード、アタック時にシグニを退かせるカードには弱いので、完全な上位互換とはならないのが残念です。ドーナキーにするか、ウトゥルスキーにするかはこれもまた環境次第となりそうです。私はドーナキーが好きです。残りのカオスアウトブレイクにかんしてはミュウなら入れとけってカードなので説明不要！！！次！！！

メインデッキ

ここからはメインデッキの説明となります。ついにあのカードが出てきますよ。主張が激しいあの方です。

《不可思議な誇張　コンテンポラ》。常時効果として、自身のターン相手のトラッシュのカードは色とクラスを失うというもの、対戦相手はバニッシュ以外でこのカードを場から移動できないというもの。自身のターン手札かデッキからこのカードが効果によってトラッシュに送られた場合、トラッシュから蘇生するというもの

オールスターのルリグ『アン』のシグニから登場しました、恐らく皆さんが嫌いなシグニTOP5には入るであろうコンテンポラさんが黒になり、効果もリニューアルして再登場しました。散々先程から述べさせていただいた通り、キーセレ界でも害悪になりそうな効果ですね。色とクラスを失うというのは、前弾と今弾のウリの一つでもあったのですが、それを無に帰す位の強さですね。しかも耐性も強く、相手の効果ではバニッシュ以外で場から退かない、攻めにも守りにも強いカード。このカードなんと限定がないんです…。おかしくないですか？？？

だからアカリちゃんにボッコボコにされるんだぞきりたん

自分のターンに手札デッキからトラッシュに送られた場合トラッシュから場に出せる効果は、《羅星姫　アラクネ》の効果でデッキを落とすことも出来るので、アラクネではなく他のカードを除去した場合、最悪このカードが出てきて追加打点をとることも可能なんです。もう全ての効果が噛み合ってますね。強い。

《コードメイズ　アステカレンダー》。手札を1枚捨てることでトラッシュからレベル1のシグニを蘇生させる効果

このシグニの役目は、トラッシュにある《羅星　サンレツ》を蘇生させ、山の宇宙のレベルを4にする役目です。山をレベル4にできるカードとして《ネビュラ・コネクト》が挙げられますが、あのカードはLBが付いているのでこのデッキには不向きなのです。それなら非LBで山をレベル4にするサンレツの枚数を擬似的に増やす為に、アステカを積むことにしました。問題なのは色が青でクラスが迷宮なので、バッドチョイスやアラクネのLB等で蘇生はできない点ですね。先程言ったバッドチョイスの枠を、今弾収録の《オリジナル・サプライズ》等をいれると、アステカ蘇生からのもう1枚蘇生できるので、-8000まで入れば3面防御となります。

とりあえずおしまい

いかがでしたでしょうか。前作とあまりデッキの中自体は変わってはいませんが、よりLBが強くなり耐久力はグンと強くなりました。ちなみに友人とフリーをした結果、にじさんじ(でろーん)と3戦した際は、3戦3勝したので十分な強さはあると思います。このでろーんは楚歌は入っていないものになるので、楚歌撃たれるとどうなるかはまだ未知数ですね。まぁどんなことされようと

この気持ちを忘れずにWIXOSSを楽しみたいと思います。今は様々な工夫を凝らし、お店でも紙をしばける様になってきた場所もあります。これからのカードゲーム業界を潰されないように、お店にお布施しに行きましょうね。なくなってからでは遅いんですよ、本当に。

それでは、またの機会がございましたら、よろしくお願いします(今度はいつになるかな…)。